2011年1月アーカイブ
ハーレー人気は根強いですねー
OHVフラットツインを押す当店としては「羨ましい限り」というか
「妬ましくて」しょうがないです(笑)
エボのスポーツスター車検風景。
相手が何であれ引っぺがすのは何時も通り
これ位引っぺがすと掃除も点検・整備もはかどります。
この車両は今までクルマ屋さんで継続検査されていたようで何も
してきていなかったようです。
ドライブベルトすら張られた様子が無く 、当然フロントスプロケット
のカバーなんかも外された事すらない。
外して正解。
スプロケを止めている大きなセンターナットのロックワッシャーがヘン
何かスプロケが「クラクラ」と動く。
ナットを外すと
エボの「ある年式」までは、この症状は良くあるらしいです。
で、ナットが緩んでスプロケが踊り、スプラインが半分になってまし
た。
幸い、アウトプットシャフト側のスプラインは、ほぼ無傷だったので
スプロケを交換するだけで済みました。
スプラインの減り解りますか?
純正がベラボウに高価なので、社外品を発注するとスプライン部の
厚みの違う物が到着し、旋盤にて加工して交換しました(昔の英車
の部品交換みたい)
綺麗になる・・・・・甦る・・・・若返る・・・・・しゃけぇーーーんぬっ!
ベルトもシッカリ確認(外した時は向きを同じに戻しませぅ)
ちなみに、サスも更に分解して磨いちゃいました(見違えるように
お綺麗になられましたぁ)。
マフラーの裏側が綺麗だと私はウレシイ。
エキパイフランジのナットネジ山は熱でサビ付いてしまいがちなの
で、スレッドコンパウンドで予防整備をお忘れなく。
ブレーキオイルの交換をしていると、途中からオイルが抜けなくなっ
た(通路が詰まった感じ)。
で、分解すると「スラッジ」だらけ。
ホース通路も洗浄する。
ついでにマスター内部も洗浄しホーニングする。
ここもスラッジこそ凄かったが、カップからの漏れはなかったので
インナーは再使用。
ダイヤフラムラバー合わせ面からオイルが漏れていた為、ラバー
交換だけでなく、定盤で合わせ面の面出しも。
ブレーキオイルはハーレー純正DOT5で。
掃除が終わって組みつけて行ってる所
FRバンクのヘッドカバーが開いているのはオイル漏れ修理の為
(これも良くある事の様で)
疲れてきました。
分解写真などから、やってる事は想像できると思います。
何時もの通りの「道楽品」に対する車検整備、検査に受かるだけの
最低限の点検・整備で済ませるのは論外(だと思う)。
休日に、非現実の世界へ飛んで行ける身近なロケット・・・・・・・
単車道楽しましょう。
ぬ、完成写真撮ってませんでした・・・・・カユイ所に手が届かないの
は何時もの事。
当店の整備で、お客様の車両への愛が深まる事を信じ、明日も頑張
るマン。
目指せ!お客様と「相思相愛」!!(キモチ悪いですか?)
えー、セニアちゃんドンドン美しさを取り戻して来ております。
私が、余りに「情熱的」に「弄り倒して」いるので、他の事をUPした
い気持ちもあるのですが「辛抱堪ラン」ので気の向くままにUPー。
「パッ」と見だけ綺麗にするのが目的ではないので「脱がさない」と
見えない所もお手入れします。
配線類の補修。
ハーネスチューブが柔軟性を失い、取りまわし方次第で折損した
りするようなものは補修します。
下が硬化していたチューブ、上が補修後。
全部綺麗に。
車検ではお馴染みのワイヤーのブレンドオイル通し。
ワイヤーインジェクターを使う場合もありますが、クラッチワイヤーは
この原始的な方法が一番・・・・・・・・・
やりたいから「やる」ということで。
キャブレターも掃除。
左が掃除後で右が掃除前。
旧車の弱点のニードルジェットとジェットニードルは新品に。
真鍮製のフロートはパンクをシッカリ確認。
絹肌仕上げの研磨拷問 第二段。
あまり研磨ばかり続けると、ギターの早弾きで悪くした「肘の腱鞘
炎」が悪化するので一気には出来ない。
ちなみに私はスタジオでの爆音三昧により感音性難聴でもありま
す(どうでも良い事だ)。
もう何年も前ですが、ヤレてしまう前にコテ入れした時の
写真が出てきました。
エンジン・ミッション・デフと全く同じなのに車体周りが変わ
れば、こうも乗り味が変わるのか・・・・・・と感心したのを覚
えています。
「せかされる」感じではなく、「その気」になりたい時に「その
気」を満足させてくれる「懐の深さ」を持っているとでも言い
ましょうか。
スポーツとツアラーをナイスバランスで実現している感じ?
良いバイクだった記憶があります。
結構塗装も来ていて、塗料を造り丁寧にタッチアップして上物へ
押し上げて行った記憶が有ります。
まだ、コテ入れ前
コテ入れ前と後が解りやすい感じの写真
全体にこういう感じで詰めて行ったわけです。
ブレーキペダルは流石マーニのおいさん、MVの750Sの「ニホヒ」
を感じさせます。
ナイスバックステップポジション
しかし、 安っぽい・・・・・・やるな!マーニのおいさんんん・・・・・
大胆なスイングアームの軸構成?
やるな!マーニのおいさんんんんん・・・・・・
なんせ「乗って納得」のマーニのおいさんのお仕事!・・・・・・・・と
言う事で
当時としては逸品であろうフロントフォーク・・・・・・
ぬーーーーん、感じます(なにヲ?)
で、速足すぎますが、完成写真を何枚か添付
あまり頑張ると、継続するのが嫌になるので
独特なお顔
マーニおいさんのタンク
純正のメーター類だけど、ナンカかっちょいぃー
宜しければ、ナンセンスクオリティー動画をどうぞ
この車両もT250・セニアと同じく放出して頂いた車両の一台
です。
BMWを手本(あくまで手本、別物っす)にした350CCのOHV単
気筒20馬力
レストアベース・若しくは部品取り車両として販売できるよう、組
めるだけ組み、エンジンだけでも始動させるのが目標。
大きな欠品は無いようなので、そこまでやっておけば購買意欲
の湧く方が現れるのではないかと。
尚、私が手を下している車両ではありません。
当店に時々お手伝いに来て頂いてる方が担当しています。
面白いのでネタの一つとしてUP。
「ぞっ」としますか?
大体の物は揃っているようです。
こりゃエンジン掛ける位は何とかなるぞぉー
と思える人はエキスパート(なんの?)
日本語のコーションプレートにムラムラ来ます
構成は確かにBMW的
当然と言えば当然?マッチングナンバーです
見えにくいですが53-A-00308です
何台製造されたのでしょう。
手造りの匂いが「プンプン」します。
こういうのが「堪らない」方も、おられるのでは?
今日も寒かった。
流石に二日続けて朝一から「洗い物拷問」を堪能するほど、私は
「強欲なドM野郎」ではないので、今日は「研磨拷問」を「息抜き」
代わりに少し。
こういう車両は手で磨き込んでいきたくなるので、一個だけ確
認を兼ねて研磨した。
リヤドラムパネル磨き前
研磨後↓
超鏡面ではない、この「絹肌」な雰囲気でフォークアウター・エンジ
ンカバー回り・前後ハブを磨きたい。
写真撮ってUPするの忘れてた物を以下に。
何年も寝ている車両は分解時にネジが素直に回ってくれない事が
多々あります。
熱を加えたり・ショックを与えたり・・・・・・色々。
最後の手段は熱&WAKO`Sラスペネの攻撃。
熱を加えられる所は、熱を加えた後にラスペネを吹きつけて暫く置い
ておくというのが効果的。
こちらのリテーナーは相当「強情」でした。
こういう所は組む時にスレッドコンパウンドを塗布します。
バラシ方一つで使えるものが変わったり、オリジナルが失われたり
するので、バラシは結構神経を使います。
T250と一緒に放出して頂いた内の一台
T250の動画が非公開になっていたので公開するように
しときました。
1972年CB450セニア・ワンオーナー
182kgの軽量な車体に45馬力の180度クランクエンジン
を積む魅力的な一台
まずはリフトアップ
さあ、どう料理しましょうか
結構ヤレテいるようですが
見れば見るほどにムラムラと湧き上がるものが・・・・・
なんか凄く良くなりそう・・・・・・
後ろがヒンジなんてグッチのルマンみたい
旧車をバラシていくと色んな所に日付が潜んでいます
「DOHCだぞぉー」と言わんばかりの大きなヘッド
サイドカバーが鉄なので爪が折れる事もなく安心
驚くほどスケルトン
センタースタンドのピボットがリヤブレーキペダルのピボットも兼ね
てるなんて・・・・・・・なんか「そそり」ます
結構錆びてますよね
でも、とっても可能性を秘めた車両です(なにを?)
取りあえず掃除する事に
掃除しやすいように、引っぺがすわけです
あれ?
あれあれ・・・・・・
おいおい・・・・
ぬ
ぬぬ
ぬぬぬぬ・・・・
えー・・・・・・レストア」でなく「お掃除」です。
お間違えのなき様に
はい
どうどすぅ?
可能性を感じませんか?
今日も寒かった
日陰で「洗い物」をしていたら流れているハズの水が凍る・・・・・・
イカンだろ・・・・・・
そんな「洗い物」の「状況」に「燃え上がる喜び?」を感じつつゴシ
ゴシしました。
まだまだ、戦いは続きます・・・・・・
目指すはノンレストアでナイスな雰囲気の「在る」オリジナル車両。
ワンオーナー・約一万キロ実走
仕上がりまで相当時間が掛かります。
気が向いたら・・・・・・また進行状況を報告します。
今日は疲れたのでここまで。
気になる方は社長へアクセスし「お話しセッション」願います。
えー、当店としては珍しい風景を。
当店のお客様のフュージョンの点検整備です。
お得意様だからこそ、やらせて頂いた仕事だったりします。
250CCは足の様にコキ使われるのに、車検が無いため「ホッタラカ
シ」という事があります。
車検整備+α的な仕事として受けさせて頂きました。
ではフロント回り
軸という軸を弄る為にバラスと、ついでにサスを磨いてみたくなって
磨いちゃったり。
自分のだったら「やります」し。
後ろも同じく・・・・・要は何時もの車検整備と同じ
こういう所に250CCを感じます。
車検のある車両では在り得ないはず。
キャブが一段入り切っていなかった。
こんな時でもないとフロート内部やフューエルフィルターのチェック
なんてしないので。
クーラント回りをする為にカバーを開けると、全天候型のスピーカー
が気の毒なくらい汚れていたので無視できず
スピーカー上の保護プレートなんかもついでに
仕上がりの写真を撮り忘れましたが、確実に「御若返り」になられ
ました。
バラスからこその「お掃除」は魅力だと思います。
お客様の車両への愛も深まった事でしょう。
参考までに、作業明細なんかも↓
社長と古くからお付き合いして頂いているお客様より、交換
条件付きで中古車両を沢山放出して頂きました。
オークションで手軽に「さばける」今日、こうやって放出し
て頂き本当に感謝いたします。
もう少ししたら中古車のページが賑やかになりますので
気になる方はチェックを宜しくお願いします。
気の早い方はご来店願いますー
その中の一台を確認のため少し触りましたので紹介。
表題の車両1969年スズキT250
145Kgの軽量な車体に32馬力の6速ミッションエンジン
走りの一台。
オリジナル度が高く、コテ入れ次第では中々の上物になりそう
ですが、売値に限界があるので当店では状態確認+αしかで
きません。
お客様の御依頼で更に踏み込むのであれば、良きお力添えが
出来ると思います。
ま、この手の車両は自分で触るのが楽しくて良いかも知れませ
んね
軽く洗車しました
バラシて磨き込んでいけば、シッカリ応えてくれそうです
中古車両の最低限の確認となると、エンジンの始動と発電は外せ
ません
この車両はガソリンタンク下に左右一個ずつピンスイッチが付いて
いました。
タンクを外し確認すると、キーはホンダの物がダミーで付いており結
線されていなく、ピンスイッチはメインスイッチとライトスイッチでした。
キーの端子(コネクター)が6芯なのに使われていたのは4芯だけ
残りの2芯は何?
追って行くと・・・・・・・発電系に。
どうでも良い事ですが、セレンでなくシリコンレクチファイヤーです。
セレンより信頼性は高い・・・・・・とはいえもう壊れても責められない
程に御歳を召しています。
えー、CB72とかと同じレギュレターが無い代わりに、ライトONの時
に発電容量を上げる回路を設けてあり、そこを無視していたのです。
このままだと、夜間走行だと充電が追いつきません。
取りあえずピンスイッチからメインキーを使えるようにします。
社長が店の裏からゴソゴソと取り出したのは、ナイスな感じのスズキ
純正(車種は何か解りません)。
当店には色んな物が埋もれています。
しかし、肝心のライトスイッチON時に回路が2回路無い為発電系
の処理がままならない。
折角違和感なくスイッチが付いたし、店には他に適したスイッチが無
く、ハンドル周りにスイッチを増設する事も考えましたが、不細工にな
るので却下。
また、少しでも車両価格を安い設定にする為にも、取りあえずこのス
イッチを使い、常にライトONでの走行を前提に発電容量はUPした状
態で固定しときました。
お客様が望めばスイッチ増設とかメインキーを適切な物に換えれば良
いだけ。
あ、夜間走らないのであれば回路を常にOFFにしとくのもアリ。
で、エンジン始動の為キャブやポイント回り・オイルポンプの設定
なんかを確認する。
何でも自分で出来る御客さまが所有していた車両だけあって、ち
ゃんと整備できていました。
また、ガソリンタンク内部もコンディション良好。
ただ、長く寝ていただけあってコックがアウト。
レバー通路パッキンを換えても駄目・・・・・ダイヤフラムの所からシ
ッカリ出ます。
一応、内部を確認しましたが上手く行きそうにないので、カワサキ
のWシリーズ後期のコックが中古であったので、それを使用。
出口が二個で無く一個なので途中で分岐させ、インマニの負圧取
り出し口はカワサキZの同調取り出し口を塞ぐキャップを付けときま
した。
とにかく店にある物で販売価格に響かせず普通に乗れるレベルに
持って行く。
で、エンジンはアッサリ始動。
宜しければ相変わらずのナンセンスクオリティー動画をどうぞ
しかし、気が付くとニュートラルランプが点いていない・・・・・・
追って行くとカプラーの所の配線が切れていた
スグこういう原因が見つかるのもシンプルな旧車故
さあ、気になる方は社長にアクセスして「お話しセッション」願います
セカンドボニー/別体最終モデル 人気の一台
やはりこのブルー/グレイの色は象徴的
何年か乗らなかったらしく、お客様がご自分で軽く整備されたらしい
のですがエンジンに火が入らなかったとの事
「やりすぎず」普通に乗れる状態にするという方向で
さあ、追って行きましょう
まず、エンジンをかけるための整備でリフトアップから
タペット・ポイント周り・キャブレター・圧縮これらの点検整備で大抵
は始動します(イレギュラーが無ければ)
点火時期が上死点を過ぎていました(そりゃ掛かりません)
この手は結構面倒です。
私はタイミングカバー側で進めて行きました
開けて「なるほど」ガバナのボルトが緩んで・・・・
点火時期調整ついでにポイント周りも
調整後、するりとエンジン始動
宜しければ、ナンセンスクオリティー動画をどうぞ
エンジンが決まったので、それ以外の整備へ
やり過ぎない、とはいえ道楽品に対する車検ですので結局何時もと
同じ感じになっちゃいます
リヤホイールのテーパーローラーベアリングがガタが出ていたので
分解・洗浄・グリスアップ後締め付け調整(W1等の構造と同じ調整
の仕方)し、ついでにリヤドラムハブベアリングとFRホイールベアリ
ングも洗浄・グリスアップしときました。
あと、いつも通りペダル・レバー関係の軸部のクリーンナップとグリ
スアップもリヤサスの取り付け軸部なんかもですね
ケーブル類に注油した際、クラッチワイヤーにササクレが有った為
インナーケーブルのみ交換しました
もっと写真撮ってるつもりが無かったですー
ドライブチェーンは外して洗油で洗いチェーンルーブを塗布します
プライマリーチェーンが張り過ぎだったので調整し、ドライブチェーンも
張り調整
まだまだ、色々やってますが面倒なので端折ります
リフトから降りて車検に持ち込む前にエンジンをかけていると不調に
・・・・・・プラグでもかぶったかな?・・・・・まさかまた点火時期?・・
タペット?・・・・・・キャブ?・・・・・・どれを見ても問題無し。
「御ゴネ」になられましたー
火は飛んでいますが、不調になっていく時に片排っぽくなったり、どん
どん続かなくなっていったので、マグネトー単体を診断する事に
ハイテンコード回りは問題無し、いよいよマグネトー・・・・・
そこから先はマグネトーのスペシャリストに委ねます。
マグネトーの診断が終わるまで、しばし「お預け」です
お客様へ・・・・・仕上がりが伸びてしまい申し訳ありません(泣)
一応綺麗になっている写真をUP
R75に続き第二次世界大戦中のサイドカー
ツンダップKS750です
当店での二台目の修理の時の一コマ
軍用マニアの世界ではR75よりも評価が高いようです
R75同様に「走る上」での部品に心配ないようです
R75より更に軍用然とした「おカタい」造りがマニアには受けるの
かもしれません。
この車両は元々直流発電機の6VですがBMWの5シリーズから
後のモデルの発電機回りをゴッソリ移植していて12V仕様となっ
てます。
とても上手に移植されていて、外からは改造しているのが全く解ら
ないようになっています。
この車両もレストアされてはいても、動かすと結構手間がかかりま
した。
KS750の腰上なんて滅多に見られないと思います
コンパクトなロッカー回りで古さを感じさせません
プッシュロッドトンネルはBMWの様に外に出ているのではなくシリ
ンダーと一体となっています
見ての通り、素晴らしい整備性です。
ヘッドガスケットも異様に厚みのある物でBMWのヘッドカバー
パッキンのように何度かは再使用しても問題ない感じの物です。
マグネトーはR75と共用です。
ローター・コイル・アドバンサー回りが全て一つの箱体に収まるよ
うになっており、アドバンサーも70年代のBMWとかと同じような
自動進角で既に「出来上がっていたんだな」と感心させられます。
やはりドイツの製品は理にかなった構造というか、安心して触って
行けます。
この車両も当店の販売車両です。
興味のある方は社長とお話セッション願います。
当店の販売車両の紹介も
カフェレーサー仕様になっていますが、元は極初期のコマンド750
車検証の初度検査年月「昭和43年」の正規ディーラー車
フレーム・エンジン・ミッションはマッチングナンバー
126125⇒129896までの極初期フレームの弱点は対策済み
この車両は、私の最初の旧車でして、入手時はノンレストアの小汚
い「ほぼノーマル」の状態で、エンジンすらかからない物でした。
その当時は、TWINのメカではなくホンダプリモのメカでして、古い外
車の知識(部品の調達・整備共に)など全くありませんでした。
エンジンをかける位までは出来ましたが、極初期の弱点であるフレー
ムのダメージを見た時にはノックダウン・・・・・・真っ白になりました。
で、レストア&カフェレーサー仕様にして頂く為に、岡山は西大寺の
重鎮「アベのおいさん」にお願いして、この状態に仕上げて頂いたの
です。
コマンドを熟知した「おいさん」故の「ウソ臭さ」の無い「本物」な仕上
がりです。
当時は金銭的に余裕が無く、限り有るコスト内で「おいさん」に無理し
て仕上げて頂いていた事も有り、TWINのメカになってから、もう一歩
踏み込んでみたくなりバラシたのですが、何年か放置プレイに。
その内、常連様がこの車両に興味を持って頂き、購入を決意して下さ
ったのを機に再レストアをしました(2005年)。
その時の明細がこれ↓
日々、当店は様々な事が向上していってますので、この明細が全て
ではありませんが、交換しているパーツ類を確認するだけでも参考に
なると思います。
かなりエゴイスティックに組ませていただきました(お客様と社長のお
かげです)。
アイソラスティックのシム調整も拘って組み、低回転では骨太なツイン
の鼓動を味わえ、シム調整が行き届いたコマンド特有の高回転に吹け
上がって行くに従って減衰する振動(リジットマウントでは有りえない事)
により、レッドゾーンまで吸い込まれていくような滑らかな吹け上がりを
楽しめるようになっています(360度クランクのロングストロークOHVビッ
グツインとは思えない吹け上がりです)。
当然、弱点の一つであるリヤ周りの嫌な動きは皆無です。
点火系は修理の安心感より機械式のまま(アナログ大好き)ですが、発
電系は3相交流+レギュレートレクチファイヤー仕様にし小さく軽いMFバ
ッテリーを使えるようにしています。
個人的に点火系はポイント点火のままで十分だと考えています。
年間何万キロも乗るような車両でないですし、車検時にでもしっかり整備
していれば、まず問題は出ません。
あと、ヴィンテージの「調整の喜び」を残しておきたいというのもあります。
トランジスタ点火を否定する気は有りませんので悪しからず。
あ、「磨く喜び」も大事だと思います。
そこも、この車両は満たしくれます。
乗って良し、磨いて良し、眺めて良し、ツーリングはヤダ・・・・・・・単車道楽
しましょう。
アピールしだすとキリが有りません(あとは社長にお任せします)。
あと、磨き馬鹿の拘り?を書きます↓
「おいさん」の所でのレストア時に、エンジン内部の鏡面加工の仕方を
教えて貰い自分でやらせて貰ってはいたのですが、再レストア時にもう
少し踏み込んで鏡面加工し直しました。
鏡面加工したから「どう」というわけではなく、道楽感を満たす為の作業
ですので、純正のバランスを崩すような激しい切削作業はしていません。
全て手でやっていて、機械は何一つ使いませんでした。
昼間の仕事が終わってから夜な夜な作業場で磨いたのが懐かしい。
あの硬いクランクを手で超鏡面まで持って行くという「ドM」な世界は病
的とも。
あと、エンジン回りのアルミのポリッシュなんかは手だとバフ研磨の外
注に出す仕上がりと雰囲気が「少し」違うのが好き。
この差なんて「自己満足」以外の何物でもなく、効率から言うとプロが
する事ではない。
アルミリムもシルバーアルマイトが何か気になって手作業で剥がして
鏡面に持って行きました(馬鹿ですね)。
エンジン内部の写真はホームページ上に散らばっていますが、一応UP
ここまでやってても組んでしまえば大半は見る事が出来ない。
でもタペット調整の時なんかニヤッとする
うーーーんRock!
こんな光ったキャブは嫌いですか
先日更に気になっていた所を詰めました
マフラーのステーをプロダクションレーサー純正仕様にすることで
スイングアームに抵触する事のあったマフラーのスタッドが当らなく
なりました。
また、それにより少しマフラーが後ろに下がり正規の位置に
あと、ステーの取りつけブッシュがヘタってきていたので新品へ
写真では位置は解りにくいですがメッキステーに変っているのが解り
ます
次にキャブレターのピストンを張りつきにくいメッキタイプへ
ついでに旧車のキャブレターの弱点であるニードルジェットとジェット
ニードルを新品にして関係を適正に
プラグの焼けも更に理想となりました
キックシャフトからのオイル漏れも修理し、只今本当に良いコンディ
ションです。
外装を外して、磨き直しましたので気になる方はご来店下さい
純正「命」のマニアの方には向かないかもしれませんが、この形を
気にいった方であれば内容からすると、とてもお買い得かと思います。
文面だけでは伝わり切りませんし、誤解も生じるかもしれません。
気になる方は、是非、社長にアクセスしてお話セッション願います。
では、当店のお客様が撮ったハイクオリティー動画を宜しければどうぞ。
こちらは私が撮ったナンセンスクオリティー動画です。
キャブレターや点火系などの最終調整が済んだ時の物です。
こんな写真も残ってました
セニアのミッションオーバーホールなんかも受けた事が有ります
これを見ただけでマニアは解るんでしょうか?
分解中の写真しか残って無い・・・・・・
仕事しながら思い付きで撮ってるので、カユイ所には手は届きません
チェンジインジケーター回りの構造がメカニカルでカッコ良い
ここだけ見るとWシリーズのよう
開けてみるとネジに問題が有ったり、軸受のブッシュに問題が有っ
たり色々問題が有りました
しかし、お客さんが「恐ろしい事」にセニアのミッションの部品取りを
幾つか持ってきて下さって良い所取りで良い仕事が出来ました
希少な車両だけに、ネジひとつISOネジへ簡単に換える訳には行き
ません
尚、同じセニアのミッションとはいえ、年代で構造に変更点が有り
見てるだけで面白かった覚えが有ります
滅多に触れない物が触れるのは有難い事です
第二次世界大戦中の軍用R75
結構触りました
レストア済みとして入荷しても動かすと問題だらけ・・・・・
直しては乗りまた別の症状が出て又バラス・・・・・・・
何回開けた事か
もう慣れた物です
慣れたって、この手の仕事が入る事は、まず無いでしょうが
後のBMWでも見られる様なパーツも
これは高速レンジと低速レンジを切り替える為のフォーク
以前のレストア時に苦肉の策で溶接・整形したのでしょう
しかし、走っていると抜けてしまう・・・・・・
ドイツから新品が来たので助かりました
恐るべしR75
部品が手に入るとなると「妥協できない」のが ある意味辛い
R75のバックギヤ
カムで押し出されるような感じの構造
400Kgの車体は、やはりバックギヤが有ると助かる
400Kgと聞くと走らなそうだが、これが「とても」よく走る
カルチャーショックでした
しかも壊れる気配が無いだけに「シバキ倒せる」のが頼もしい
ここまで「シバキ倒せる」のも、仕上げて来て、「仕事」にちゃんと応え
てくれる「出来の良い車両」だという事と、部品が手に入るという「安心」故
R75、気になる方は社長にアクセスし「お話セッション」願います
組み立て風景
整理整頓して正座しつつ組みつけます(ウソ)
TWINでは旧タイプも外せない車両の一つ
お客様の御指定により、車検のついでに色々やりました
この車両の交換部品は大半がお客様の持ち込みです
当店は部品持ち込みでも何ら問題ありません
個人輸入が簡単となった今、お客様が「そういう所」でも単車を楽し
むのは良い事だと思います
車検前
引っぺがし中(まだ、まぁーだ 引っぺがします)
分解すると掃除にも気合が入ります(掃除大好き)
スポーク張り替えの依頼がありました
ホイールベアリングを確認すると、何やら回りが重い(特に前輪)
分解すると軽くカジリも
ベアリングは国産に交換されていましたがシム調整が不十分だっ
たようです
グリスも古く硬化していたので、前後輪ともベアリング交換+シム調
整しました
お客様の依頼でステムベアリングも交換
既にテーパーローラ化されていましたが、ご覧の通り
ここは、トルク管理が難しい所で勘所を要します
最後は実走しながら微調整
依頼されてはいませんでしたが、アールズスイングアームのベアリングも交換
そちらもトルク管理は大事
これらは走りの質感を決める大事な所の一つ
スポーク張り替えという事でリムやハブも磨きました
前が磨き後、後ろが磨き前
リムの振れ取りは、眼だけでも出来ますし「それ」で十分ですが、ち
ゃんとダイヤルゲージを使って気合を入れて張ります
もっと踏み込んでいますが・・・・・車検後です
お客様の車両への愛は深まったでしょうか
ナンセンスクオリティー動画を宜しければどうぞ
マフラーが換わっているので図太いサウンドを奏でています
里帰りK0の整備の一コマ
極初期車両につき、キャブは一本引きでもワイヤーのアウターが細く、
新品を購入するとアウターが太く使えません
オリジナルに拘るならインナーケーブルのみ交換
拘らないならキャブ頭のアウターが収まる所(同調調整部)を変更
ちなみに極初期KOはホーンステーが右ではなく左に有ります(豆知識)
このキャブは大抵オーバーホール+α(塩梅調整)が必要
でも、どうしようもない個体は余りありません
普通に乗れるようにはなります
セルのワンウェイベアリングも弱点の一つ
キックがあるとはいえセルが調子悪いのは気持ち悪いですよね
オーバーホールでバッチリです
左がこの車両のダイナモローターで、右がK2だかK4だかの物
下に円盤状のウェイトが有るのと無いのが解りますか?
手で持っただけで左の方が重いのが解ります
エンジンの味付けに影響が少しは有る所だけに興味深いですね
さあ、そんな極初期K0のナンセンスクオリティー動画です
艶消しヒートガードHM300サウンドです
TWINではBMWとWシリーズは「外せない」という事で
お客様が乗れない期間にお預かりしていたW1SAの車検時の一コマ
寝起きの機嫌を損ねないように頑張ったつもり
あと、お客さんの車両への愛情が、お預かりする前よりUPするように
車検に入った車両は大抵こんな風に引っぺがされます
掃除前
掃除後
リヤサスも上下の取りつけ軸の掃除&グリスアップのついでに綺麗に
中身はサビサビではないですが自分の車両ならやっておきたいと
いう事で花咲Gしました
変化解りますか?
この差も自分の車両なら必要なレベルなのでやります
実際はもっと差を感じます
車検整備時にタペット回り・アドバンサ回りは必須
こういう作動箇所(軸)も自分のならクリーンナップ&グリスアップし
ますので
アドバンサスプリング支持部がけっこう削れています。
にわかには折れませんが交換です。
チェンジやブレーキのリンクの軸も同じくクリーンアップ&グリスアップ
ついでにメッキパーツは磨きます
こういう時だからこそ見えない裏側も出来るってもの
サビが食いつく前にいつもこうしていれば、何時までも美しいはず・・・・・・
ブレーキ回りの点検整備ついでにスピードメーターユニットなんかも
クリーンナップ&グリスアップ
ノンレストア車両とは思えませんね
汚れなんか気にせず「ガンガン」乗って下さい、で車検に戻ってきて
さい。
二年分のヤレを「無い物」にします(という心意気)
「岡」ナンバー
素敵です
この仕上がりとこのプレート・・・・・
お客様の車両への愛は深まったでしょうか
もっと色々写真等UPしたいのですが、疲れてきたので終わります
画質と音の悪さはフザケテいる訳ではありません
メカニックの村上です。
特に日記として活用する気はありません。
今まで撮りためたものとか何でもUPします。
仕事に関係ない事なんかも出てくるかもしれません。
書く気になった時だけ書きます。
言葉が「悪い」時もあるかもしれませんが、気にしていたら何
も書けないので「書きたいよう」に書きます。
Mechanic Room はじめます。
